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消臭・殺菌

洪水で浸水した地域においては、衛生環境が不良な状態となり、感染症や食中毒が発生しやすく、水害後の復旧作業等で疲労が蓄積し、免疫力が低下することも考えられます。
洪水で懸念される感染症は、病原微生物に汚染された水を直接摂取することを原因とする水系感染症と、感染動物内の病原体を蚊やダニなどの節足動物(ベクター)が運び、人に感染するベクター媒介感染症があります。

洪水で懸念される感染症と食中毒

水系感染 症腸チフス、コレラ、レプトスピラ症、A型肝炎
ベクター媒介感染症 マラリア、デング熱やデング出血熱、黄熱、ウェストナイル熱
食中毒 細菌性食中毒(サルモネラ、腸炎ビブリオ、プレジオモナスなど)

衛生対策について

家屋等が浸水した場合、次の通り洗浄及び衛生対策を行ってください。

床下浸水の場合

1.家の周辺や床下などにある不要なものや汚泥を片付けてください。
2.床下は雑巾等で吸水し、扇風機等により強制的に換気するなど乾燥に努めてください。

床上浸水の場合(床下浸水の対策に加えて)

1.水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要なものを片付けてください。
2.汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
3.食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
4.食器類や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

食中毒、感染症の予防

1.水道水に異常を感じた場合は水道局お客様センターに連絡してください。
2.受水槽は、安全と衛生を点検・確認してから使用してください。
3.水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品はできるだけ廃棄してください。
4.からだに異常を感じたら早めに医療機関で受診してください。
5.食事の前や用便の後などは、しっかりと手を洗ってください。

実績

弊社が加盟する日本ペストコントロール協会では、東日本大震災の被災地での消毒やハエ・蚊駆除防疫等については、全国各地の協会員延べ7,000名以上を動員派遣し、害虫駆除等に専念しました。

消毒風景

また、2011年のタイ王国における水害でも防疫に尽力しております。

タイ消毒風景

海外における消臭殺菌実例

◆シリトーン王女邸

シリトーン王女邸消臭殺菌風景

◆日系工場(ロジャナ工業団地)

日系工場消臭殺菌風景
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ネズミ対策
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厨房洗浄
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消臭・殺菌
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